大人になって初めて気づいた両親の愛

他の人はよく私のことをよく考える子だとか物分かりのいい子だとか言いますが、実際には私は何も分かっていませんでした。私は末っ子で自分でも自覚できるほど甘やかされて幸せな家庭で育ったので、成長するにつれて、このままでは社会でやっていけないと薄々思っていました。私が子供の頃の考えは少し変わっていて、こんなに自分によくしてくれている親に迷惑をかけるわけにはいかない、お金を使わせてはいけないとできるだけ安いものを選んだり歯の矯正を断ったりしていました。親が姉たちのためにたくさんお金を使っているのを近くで見ていたのが原因かもしれません。でも結局自分のやりたい習い事は全部やらせてもらっていましたし、何かが欲しいといえば基本的に買ってもらっていたので、所詮子供の思いつく程度な中途半端な遠慮だったんでしょう。それと同時に母は大切なことはきちんと教えてくれました。年齢に応じて家事を手伝わせたり、人としての基本的な道徳観を教えてくれたり。母自身も、より良い母になるために勉強しては壁に大切な覚書を貼っていたので、私を含め子供達にとってもいい刺激になっていたのだと思います。母は怒り任せに叱ることは全くありませんでした。ただ一度、私が精神病の姉と少しもめた時に、母もずっとストレスを溜め込んでいたのでしょう、声を荒げたことがあります。その時、初めて母も弱いんだとはっとさせられました。父が義理の兄と話しているのをたまたま聞いた時は、特別心を打たれました。今まで蝶よ花よと不自由なく育ててきたつもりだから、自分の娘の今後の生活も彩りのあるものにしてほしい。短いながらも、重みのある言葉でした。いつも、頼っていい存在。今、実家を離れて暮らしてみて、世の中で理不尽なことや困難なことに直面して、両親が自分のために毎日の積み重ねの中でずっと示してくれていた愛を、少しづつ消化し感謝しています。デパスの代わりとなるオススメは?副作用と依存性は?